シロアリの放置はとっても危険
シロアリは木を食べる昆虫。ゴキブリの仲間で約1億年前の化石から発見されています。
自然界では「森の掃除屋さん」として枯れ木などを分解をし、土に戻すという重要な役目を担っていますが、住宅地では家の柱や土台はシロアリにとってはただのエサ。春先から夏にかけて羽アリが発生。見えないところで家屋の柱や土台をボロボロにしてしまいます。
社会集団で活動するシロアリ
わずか体長数ミリのシロアリ。主に土の中などに棲み家ともいえるコロニーという社会集団を形成し、生活しています。コロニーの中では女王を中心に、数十万から数百万のファミリーが暮らしています。女王の他には兵蟻、職蟻(働きアリ)などがいて、それぞれに役割を分担しています。職蟻の数は巣中で90%を占め、食糧を見つけて持ち帰る役割を担っています。
シロアリの生態
シロアリの世界は、王アリと女王アリを中心とした階級社会。寿命は長いもので十数年ともいわれる女王アリは、1回に数千もの卵を産みます。通常、シロアリは卵から約2週間で孵化し、変態の過程を経て身分が分かれていきます。
巣の約9割が職蟻(働きアリ)で、巣の建設や補修、女王や外敵からコロニーを防衛する兵蟻に食べ物を与えたり、卵や幼虫の世話などをします。ニンフとなったシロアリは羽化すると羽アリになり巣から飛び立ち、新しいコロニーを形成していきます。
羽アリを4下旬~5月中旬に、家の庭などで見かけた場合は注意が必要です。気になる方は、一度床下点検をされてみてはいかがでしょう。
忍者のように忍び寄るシロアリ
シロアリはコロニーと巣と建物の土台や柱などを行き来して、ご馳走となる木の柔らかい部分をどんどん浸食していきます。普段は土の中や木の中を移動し、さらに表面だけを残して進んでいくため、なかなか発見されにくく、それがシロアリの被害を大きくする要因のひとつとなっています。シロアリの好む環境は、気温20〜26度、湿度60%ぐらいの場所。被害箇所として、水を使う浴室や洗面所、トイレなどが要注意です。
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